本記事では、「QCサークルで高評価される7つのポイント」について書いていきます。
QCサークルとは企業における品質改善活動になります。小集団でチームを結成して、継続的に「品質改善」、「業務改善」を進めていきます。品質にはサービスの質だけではなく業務の質も含まれており、直接部門、関節部門問わずQCサークルに取り組むことは可能です。
QCサークルの進め方についてはこちらの記事 〉〉〉「 【仕事】QCサークル活動の進め方 」
また、QCサークルは活動内容を評価される場面(QCサークル発表大会など)があります。各サークルとも高評価を得られるように取り組むので、自分のサークルが評価されずに悩む場面もあるかと思います。頑張っているのに評価されなければモチベーションも低下してしまいます。
高評価されないのは活動内容の質があるかも知れませんが、QCサークルのポイントが抑えられていないことも考えられます。評価基準を理解して進めることで高評価に繋げることは可能です。
QCサークルが高評価されるためには以下の内容を意識すると良いです。各項目でどのような点に注意すればよいのか説明していきます。
- テーマ選定および目標設定は適切か
- 多角的な視点で現状把握は行われているか
- 対策と要因の結びつき
- 効果の確認
- 歯止め
- 活動の反省と今後の課題
- 運営方法
審査員にも審査をするポイントがあるから、審査ポイントを抑えた活動をすると良いよね。
審査にも評価基準があるんだね。どのような点に注意したらよいか教えて。
テーマ選定および目標設定は適切か
「テーマ選定および目標設定」では以下の内容を意識すると良いです。
- テーマはサークルメンバー全員で十分に検討しているか
- 上位方針との関連は明確になっているか
- 目標値と期間の決め方は適切か
QCサークルとは一人で行うものではなくサークルメンバー全員で行うものなので、メンバーが積極的に活動しているかがポイントになります。
多角的な視点で現状把握は行われているか
「現状把握」では以下の内容を意識すると良いです。
- 色んな角度から問題を分析しているか
- 重要な問題や原因が整理されているか
問題の捉え方や現状把握などに、QC、IE、VE手法などが上手く活用されているかがポイントになります。
対策と要因の結びつき
「対策」では以下の内容を意識すると良いです。
- データから正しく判断しているか
- 対策と要因の結びつきはよいか
対策は一度で終わるのではなく、繰り返し改善していくことが大切です。
効果の確認
「効果の確認」では以下の内容を意識すると良いです。
- 対策と効果の結びつきは明確か
- 目標に対する効果は得られたか
歯止め
「歯止め」では以下の内容を意識すると良いです。
- 再発防止に対する手が打たれているか
- 対策は定着しているか
活動の反省と今後の課題
「活動の反省と今後の課題」では以下の内容を意識すると良いです。
- 良かった点、まずかった点が明確になっているか
- 今後の課題は明確で具体的になっているか
運営方法
「運営方法」では以下の内容を意識すると良いです。
- サークルメンバー全員が役割を分担しているか
- 積極的に会合が開かれメンバーは協力的か
QCサークルで高評価される7つポイントのまとめ
本記事では、「QCサークルで高評価される7つのポイント」について書いてきました。繰り返しになりますがQCサークル活動が高評価されるためには以下の点を意識すると良いです。
- テーマ選定および目標設定は適切か
- 多角的な視点で現状把握は行われているか
- 対策と要因の結びつき
- 効果の確認
- 歯止め
- 活動の反省と今後の課題
- 運営方法
QCサークル活動にも評価基準があるので、それぞれの基準を意識した活動を進めることで高評価に繋げることは可能です。