新年になりましたし備忘録も兼ねて自分の考えをまとめていきます。本記事はオピニオン記事になりますので有益な情報はないかも知れませんが、良かったら読んでいただけると幸いです。
2022年になりチームの成果を最大限に発揮するために、管理職の自分に求められるリーダーシップとは何かと考えました。
- 経営方針の伝達
- チームの方向性を示す
- チームとしての最大限の成果を出す
- 人材育成
- リスク管理
ざっと挙げただけでこれらの内容が挙げられますが、今回は人材育成について考えていきたいと思います。
- 機会を与え
- 課題達成に向けてフォローをし
- 正当に評価をして
- 報酬を与える
部下のモチベーションを高めるためには上記1~4のサイクルを継続的に回していくことが重要と考えられますが、私の勤務先でも改善提案制度などがあるものの、機能しているかどうかは判断が難しいところです。
なぜ制度があるのに機能していないかというと「1.機会を与える」のが難しいからです。
長所を伸ばすか、短所を克服させるか
何人も見ているとどうしても得意不得意なところが見えてきます。一人黙々と作業をするのが好きな人もいれば、周りを使って仕事を進めるのが得意な人もいます。
そんな中で有効的な機械を与えるには、「長所を伸ばすか、短所を克服させるか」のどちらに取り組ませるのか判断が難しいところです。
- Aさん 一人で作業をするのが得意 → 生産品の検査業務を任せる
- Bさん 周囲と良好な関係を保ち業務を進めるのが得意 → 新規生産ラインの立上げを任せる
Aさんのような一人で作業をするのが得意な人に、周囲と連携を取りながら新規生産ラインの立上げをさせても思うような成果は上げられないでしょうし、Bさんのような人に検査業務をさせても同様に成果は上げられないと思います。
苦手なことを克服させようとしても大して伸びないかと思いますので、先ずは長所を伸ばすような課題を与えるべきだと思います。
チームメンバーへ課題の与え方
棒グラフは課題を与えられた日数の7割を消化した時点での進捗状況だとします。Aさんは90%達成、Bさんは67%達成、Cさんは35%達成しています。残り日数と進捗状況からこの後一番伸びるのは誰でしょうか。
- Aさん 目標達成がみえているので手を抜いてしまう可能性がある
- Bさん 目標達成できるかどうがぎりぎりの状況で最後まで頑張る
- Cさん 目標達成は絶望的で諦めてしまう可能性がある
上記は推測に過ぎないですが、概ね推測したような結果になるのではないかと思います。メンバーのスキルアップに必要なのは、達成できるかどうかのぎりぎりの課題を与えることです。
まとめ
- メンバーに適切な課題を与える
- 短所を克服させるのではなく、長所を伸ばすのが良い
- 適切な課題とは達成できるかどうかぎりぎりの課題
適切な課題の見極めが難しいところですが、部下の適性を見極め成果を最大限に発揮できるように、2022年も頑張っていこうと思います。