私は地方中小企業に勤めているのですが、会社から一定の評価は受けていると感じるものの、給与に関しては満足できるものではありません。今後の生活を考えると収入アップが必須であり、そのための一時的な手段として残業も必要だと考えています。
本記事では、サラリーマンの残業について、メリット・デメリットを書いていきます。
サラリーマンの収入アップの方法
内容 | メリット | デメリット |
---|---|---|
残業 | リスクを負わない | 時間的な制約がある |
昇給 | 安定 | 自分でコントロールできない |
昇進 | 安定 | 責任が増える |
副業 | 会社に頼らない収入源の確保 | 不安定 |
サラリーマンの収入アップの方法として、残業、昇給、昇進、副業などが考えられますが、今回は会社に依存する残業、昇給、昇進について考えてみたいと思います。
残業のメリット・デメリット
残業や休日出勤の手当を支給してくれる企業であれば即時収入アップにつながります。残業はリスクを負うことなく収入を増やす手段ですが、繁忙期のみの対応となるため安定した収入アップにはつながりません。
残業のメリット
- 即時収入増加: 残業手当が支給されるため、即座に収入が増えます。
- スキルアップ: 長時間働くことで経験値が増え、スキルや知識が向上する可能性があります。
- 評価向上: 頑張って働く姿勢が評価されることで、上司や同僚からの評価が上がることがあります。
残業のデメリット
- ワークライフバランスの悪化: プライベートの時間が削られるため、ストレスが増加し、健康を害する可能性があります。
- 効率低下: 長時間労働による疲労で、業務効率が低下することがあります。
- 長期的な持続可能性の問題: 常に残業をすることが当たり前になると、長期的には身体的・精神的な負担が大きくなります。
時間 | 行動 |
---|---|
5時30分 | 起床 |
7時30分 | 出勤 |
20時30分 | 帰宅 |
21時00分 | 夕食 |
22時00分 | お風呂 |
23時00分 | 自由時間 |
1時00分 | 就寝 |
私が1日2.5時間残業したときの生活リズムになります。好きなことを仕事に出来ているのであれば、体力面や精神面でのデメリットは少ないかも知れませんが、1番のデメリットは「自分の時間が作れない」ことですかね。自分の時間が作れなければ、家族との時間が作れなかったり、副業にかける時間も作れません。
昇給のメリット・デメリット
地方の中小企業では1,000円~2,000円/月の昇給が良いところで、業績次第では昇給しない場合もあります。
昇給のメリット
- 基本給の増加: 基本給が上がるため、残業やボーナスなども含めた総収入が増えます。
- モチベーション向上: 給与が上がることで、仕事に対するモチベーションが向上します。
- 生活水準の向上: 安定した収入増加により、生活水準が向上します。
昇給のデメリット
- 上昇幅の限界: 昇給幅が企業や業界によって限られているため、大幅な収入増加は期待できない場合があります。
- 業績評価に依存: 昇給は業績評価や企業の業績に依存するため、必ずしも毎年昇給するとは限りません。
- 競争激化: 昇給を目指す社員同士での競争が激化することがあります。
昇進のメリット・デメリット
役職 | 役職手当 |
---|---|
主任 | 10,000円 |
係長 | 50,000円 |
課長 | 100,000円 |
部長 | 150,000円 |
昇進することで役職手当てがつくようになります。金額も大きく昇進することをモチベーションに仕事も頑張れますが、企業によってはある段階の役職になると、残業、休日出勤がつかなくなる事があります。
そうなると「役職手当てより残業代の方が上回っていた」と言う状況も起こり得ますし、実際に、私の周りでも「昇進したら収入が減った」と聞くこともありました。昇進して責任も大きくなりますが、収入が減ってしまうのであれば、仕事に対してのモチベーションも下がってしまいます。
昇進のメリット
- 収入増加: 昇進に伴い、基本給や役職手当が増えることで収入が増加します。
- 権限拡大: 権限や責任が増えることで、自分の裁量で仕事を進めることができるようになります。
- キャリアアップ: キャリアのステップアップにつながり、将来的な転職や異動の際にも有利になります。
昇進のデメリット
- 責任増加: 責任が増えることで、精神的・肉体的な負担が増加します。
- 労働時間の増加: 高い役職に就くと、会議や管理業務が増え、労働時間が長くなることがあります。
- 人間関係の変化: 上司や同僚との関係が変化し、ストレスを感じることがあるかもしれません。
このように残業、昇給、昇進について考えてみると、収入アップの方法として「残業」が一番分かりやすいと思います。
30代サラリーマンの残業時間と残業代
年月 | 残業時間 | 残業代 |
---|---|---|
2018年1月 | 34h | 56,100円 |
2018年2月 | 30h | 49,500円 |
2018年3月 | 40h | 66,000円 |
2018年4月 | 60h | 99,000円 |
2018年5月 | 70h | 115,500円 |
2018年6月 | 20h | 33,000円 |
2018年7月 | 16h | 26,400円 |
2018年8月 | 70h | 115,500円 |
2018年9月 | 45h | 74,250円 |
2018年10月 | 55h | 90,750円 |
2018年11月 | 68h | 112,200円 |
2018年12月 | 72h | 118,800円 |
平均 | 48.33h | 79,750円 |
一ヶ月の稼働日が21日だとして、一日あたり2.30時間残業していることになります。2.30時間程度の残業であれば、そんなにも苦痛ではないかと思います。
まとめ
私は、仕事は定時で終わり副業で収入アップすることが目標ですが、副業か安定するまでは残業による収入アップも一つの方法だと思います。
但し、残業に関してはメリット、デメリットが有りますから、バランスを取って無理はしないようにして下さい。