【仕事】製造現場の改善活動は現状把握が重要

こんにちは、副業ブロガーのカズです。(@kazu20170825)
早速ですが、製造業における改善活動はとても重要な業務ですが、改善活動の成功率を上げるには何が重要でしょうか。
私は、「現状把握」が重要だと考えます。
QCサークル大会などを見ていても、現状把握があまいために問題の本質を捉えられず、問題解決まで遠回りしているサークルが見受けられます。
- Plan 計画(現状把握、目標設定、スケジュール)
- Do 実施(実施)
- Check 評価(取組み状況、目標達成状況の評価)
- Act 改善(改善案を検討)
問題解決にはPDCAサイクルを回すのが一般的ですが、一番大切なのはPlan(現状把握)です。では、どのように現状把握をすることで改善活動の成功率を上げていくか、私なりの考えを紹介していきます。
問題の洗い出しと共有
- 部署内でのミーティング(各自自由に意見を言う)
- 問題を洗い出し共有する
対象となる問題は品質のみに限らず、業務不良など様々な課題を挙げると良いです。品質には「仕事の質」と言う意味も含まれていますから、様々な課題が挙げられるのが望ましいです。
現場のヒアリング
- 現場担当者へのヒアリングやアンケート
- データを基に現状把握を行う
必ず現場現物主義で経験や感だけで進めてはいけません。数字で表せないような定性的な表現ではなく、定量的に把握することが大切です。
なぜなぜ分析
- 漠然と進めるのではなく、問題の真因を突き詰める
問題に対して、問題を引き起こした要因を示し、更にその要因を引き起こした要因を示す事を繰り返し、問題の心因をを深掘りしていくことが大切です。
改善計画
- 洗い出した問題に優先順位をつけて計画を立てる
問題に優先順位をつけ、改善計画を策定します。改善計画には、改善策の他に、担当者や期日、目標を明確にして進めていくと良いです。
まとめ
改善計画を立てたら、実施、評価、改善とPDCAサイクルを回していきます。改善活動を成功させるにはPDCAサイクルを根気強く継続していくことが大切ですが、その中でも特にPlan(現状把握)が大切です。